バックステージの下から

重岡くんのことと、少しの日常

2020/1/11を振り返る。

 

Twitterのbioにもあるとおり私は重岡くんの他に

関西ジャニーズJrの今江大地君のことも応援しています。

 

公演から1ヶ月以上経ってるのでセトリとか事実と違うかも知れませんが、だいたいそのくらいに感じたよということで受け取ってもらえたら嬉しいです。

 

2020年1月11日の関西ジャニーズJr京セラドーム公演

そのとき私は卒論提出の1週間前で、なかなか納得のいく形までたどり着けず友達に取ってもらったチケットを手放そうとしていました。

 

 

だけど、クリスマスイブに今江君の初主演舞台を見た私は、今江君への熱を抑えきれず、会場へ足を運びました。

 

 

クリスマスイブに、あんなにカンパニーのみんなから愛されていた今江君を目にして、少し浮かれていたんだと思います。

 

 

あんなに素敵な仲間に囲まれて幸せそうにする今江くん。

キャパ300人程度の会場ではあったけれど、しっかり主演を務めた今江くん。

 

 

 

 

 

期待していたんだと思います。

 

 

 

 

友人と待ち合わせをして二人で席を確認して「結構見やすいね」なんて言いながらたどり着いた自分たちの席(24魂は私名義で後ろから3列目という素晴らしい席を引いた)。

 

 

24魂ぶりの京セラドーム。

 

 

 

 

 

 

みんなの夢が詰まった京セラドーム。

 

 

 

 

そんな京セラドーム公演はりとかんのLil miracleから始まりました。

すごくキラキラしていて、久しぶりの京セラドームにワクワクしました。

そしてなにわがメインステージの上から登場したとき、自然と涙が溢れました。

りとかんもAぇもなにわもこんな大きなステージでこんなにキラキラと歌えてよかったね、そんな感情もあったと思います。

Aぇ少年のころから知っている大吾と、入った頃から見てる流星、funkyの頃から応援している丈橋をみて、素直におめでとうと思いました。

 

「3列目の逆襲」

 

丈くんのその言葉がふさわしすぎるくらいキラキラしていて、苦しくなるくらいでした。

 

 

だけど。

 

 

だけど。

 

 

 

 

涙が出たのは、それだけじゃない。

 

そのどこにも今江くんの姿がないから。

 

 

 

 

もちろん今江くんがグループに入っていないのは百も承知でした。だけどあんなにキラキラ輝く3グループのどこにも今江くんはいない。オープニング、ほとんど出てこない今江くん。やっとシャッフルメドレーで出てきたと思ったらまたすぐに見えなくなってしまった今江くん。MCまででしっかり出てきたのはSHAKEとTAKE ME HIGHERの2曲だけ。

 

 

 

 

 

MCにも入れてもらえない。

 

やっとしっかり今江くんの声が聴けたのは無所メンバーの紹介で、「え、これだけ?」っておもわず声に出そうでした。

 

 

 

終演後

 

 

 

 

大橋担の友人と会場を出て、感想を話しながら駅に向かっていたけれど、たのしそうに話す友人の話に相槌を打ちながら、内容なんて全然入ってきませんでした。

 

たしかその時は、大橋くんやなにわの話の他に大晴くんや風雅くんの話もしていました。

 

 

だけど、友人の言葉はまったく入ってこなくて、体の中をすうっと通り抜けていくような感覚でした。

 

(※誤解されないように書いておきますが、友人の嬉しい気持ちは私も嬉しいです。ずっと一緒に関西を応援してきたからなにわの活躍が嬉しくないわけがありません。)

 

 

今までの私なら、大橋くんやなにわのこと、大晴くんがかわいかったということにも気づくことができたのかもしれません。

 

でもあのときの私にはそんな余裕はなかったのです。

 

そんなところをみる余裕もなくて、ただただあの広い会場のどこかに今江くんを探して双眼鏡を覗くことしかできなかったのです。

 

 

 

 

 

 

だけど全然見つかりませんでした。

 

 

 

 

 

 

なぜ今江くんがこんなに出番を減らされないといけないのか。

 

 

 

どうして今江くんはどのユニットにも入っていないんだろう。

 

 

 

 

どうして。

 

 

 

どうして。

 

 

そんな思いばかりでした。

 

 

そして気づきました。

私は、にこにこ笑ってガシガシ踊る今江くんを見たいんだと。

 

これまでは今江くんが舞台に立っていれば、どんな場所でもいいと思っていたのに、そうじゃなかった。

 

体は小さいのにいつも大きな動きで遠くから見てもわかる今江くん。

 

優しい声で歌う今江くん。

 

そんな今江くんが見たかったんだと気付いてしまいました。

 

それが今、一番辛い。

 

今江くんの全てを受け入れて応援していると思っていたのにできていなかった。

 

 

 

そんな薄情なファンだったことが辛い。

 

 

 

そして、推されないということがこんなにも悔しいなんて思わなかった。

 

WESTのデビュー発表のとき、葬式魂(2014あけおめ)のとき、神山担の友達に辛いよねって言ってた当時の自分なんかぶん殴ってやりたい。

そんなことを重岡担に言われたって何の慰めにもなりやしなかったのに。

同じジュニア担でも、選ばれなかった人のファンの気持ちを、選ばれた人のファンにわかるわけなかった。

あのとき、その子の気持ちを痛いほど理解した。

 

 

 

この間まで丈くんと大橋くんと公式ではないにしても同じ並びで踊ってたのに。

 

 

キラキラの衣装で踊ってたのに。

 

 

もっとたくさんカメラに抜かれてたのに。

 

 

 

 

悔しくて悔しくてたまらなかった。

 

 

 

それから2日後の、1月13日。ISLAND TVでの配信。

配信を見ながら必死に今江くんを探して、今江くんが画面に抜かれるのを待った。

卒論を書く手が止まってしまうくらい真剣に見た。

 

 

 

だけど、それでも今江くんの出番は少ないままだし、カメラにだって全然抜かれない。

 

 

探しても探しても全然見つからない。

 

 

 

 

どうしてこんなことになってしまったのか。

 

いつからこんなに差が付いたのか。

 

あの春松竹だろうか(これについてもまた別でブログ書きます)

 

 

 

今江くんだって真面目にまっすぐ努力してきたのに。

 

 

他人を踏み台にしてでもがむしゃらにデビューを目指すくらい気持ちの強い人が勝つ世界なのかもしれないけど、真面目にまっすぐな奴が報われてもいいんじゃないの。

 

 

 

そんなことばっかり考えてしまう。

 

素顔だってそうだった。

 

2019年1月、大阪城ホールでのあけおめ公演。

今江くんは一体どれだけ映してもらえるんだろう。

そう思いながら隅々まで見て、ドキュメンタリーではほとんど写らないことにまた絶望した。

 

 

 

そして、推されない理由まで探してしまう。

 

 

 

期待したら自分が辛くなるから。

 

 

もし、もし何かあった時立ち直れないかもしれないから。

 

 

 

探しては否定して、否定しては探しての繰り返し。

 

 

 

 

 

 

重岡君と今江くんは、似ていないようで真面目でまっすぐなところがとても似ていると思っています。

だけど、重岡君はきっと誰かを踏み台にしてでもデビューをつかみ取りに行くような人で、今江くんはあまりそういう人じゃないんじゃないか、そう思っています。

 

もしかしたら今江くんだって、チャンスがあれば、全てをかけて、たった一人でも上を目指していく人間なのかもしれません。

 

 

だけど、私にはそうは思えないのです。 

 

 

今江くんは仲間のことを思ってしまう。

 

仲間を想うその優しさが、時々仇になっているんじゃないかと思ってしまう。

 

もっと自分をアピールして、もっと自分の事だけ考えて、といいたくなる。

 

 

 

 

だけど。

 

 

よく考えてみればそんな今江くんだから好きになったのかもしれません。

 

丈くんにちょっかい掛けられても一切怒らないのに、ゲームの邪魔されたときだけは怒る今江くん。

 

ちょっと傲慢な脚本家の役なのに、素の優しさがどこからか溢れてしまう今江くん。

 

アイドルなのにかっこいいって言われて照れてしまう今江くん。

 

全力で変顔しすぎちゃう今江くん。

 

バレンタインに日誌を更新してもバレンタインには一切触れない今江くん。

 

 

 

 

そういう今江くんを好きになったんでした。

 

 

 

ぴょこぴょこ踊る今江くん。

 

ガシガシ踊る今江くん。

 

にこにこ笑う今江くん。

 

日誌の最後にいつもありがとうをくれる今江くん。

 

いつも全力の今江くん。

 

 

 

そんなあなたを、そんなあなただからこそ好きになったんでした。

 

すこし卑屈なファンになってしまったかもしれない。

もしかしたらこれが降りるべきタイミングなのかもしれない。

 

だけど、これから何が起こるかわからなくても、今江くんが舞台に立ち続ける限りきっと応援してしまうんだと思います。

 

 

 

 

だからどうか、これからも笑顔でいてください。

またステージで笑ってるあなたを見に行きます。