バックステージの下から

重岡くんのことと、少しの日常

間違っちゃいない

 

5年前の2月5日。

晩御飯を食べた後、スマホを開いた私は号泣した。

カーペットに突っ伏して

よかったよおおおおおお

と馬鹿みたいに泣いた。

ちなみに妹(後に安田担となる)にはめちゃくちゃ気持ち悪がられた。

 

でもそんなことどうだってよかった。

大好きな人たちの夢が本当の意味で叶ったから。

 

当時高校2年生でこれから、大学受験という時期だった私はこの出来事に励まされ、「諦めなければ、夢はちゃんと叶うんだ」と、WESTの7人に比べたらミジンコみたいなちっちゃい夢を叶えようとした。

 

2014年4月23日。

この日はテレビの目の前でうちわ持ちながら泣いた。

今思い返せば、事ある毎に泣くまあまあキモイ姉だった。

妹、ごめん。

でも姉ちゃんは嬉しかったんだ…中2から応援してきた自担がやっとテレビでタモリさんと話してたから。私の夢でもあったんだよ。

 

それから丸っと4年が過ぎて、今日になった。

今日まで、私の人生にはもちろん楽しい事ばかりではなかった。

夏休みに毎日図書館で10時間勉強し、放課後目の前でカップルにイチャつがれながら勉強もした。なんなら耳栓もしてた。それなのにセンター試験は数ⅡBにぶち殺されて、第一志望の学科は絶望的になった(し、実際受けられなかった)

大学入ってからもバイト先のおばちゃんはねちっこいし、留学いったら彼氏にフラれた。

つい最近だって、行きたいインターンは全然通らないし、行けたとしても自分の実力の無さに嫌になることだってあった。

 

そんなとき、御社の社員さんにこんなことを聞かれた。

 

あなたの趣味の良いところは何?

馬鹿正直なのでエントリーシートの趣味の欄に「コンサート鑑賞」と書いていた。もっと音楽鑑賞とか舞台鑑賞とか国内旅行とか誤魔化せただろうに。

正直そこを突っ込まれると思ってなかったから、答えなんて用意してなかったけどその答えは明確だった。

 

日常生活を応援してくれるところです。

 

そう答えた。

アイドルファンの中には、色んな好きがある。

私の場合は小さい男の子が日曜朝のヒーローに憧れるような、ああいう好きだ。と思う。彼らが頑張っていると私も頑張らないと、と思うし、彼らの歌う曲を幸せなことに彼らの本心として受け取ることもできる(WESTが本心でそんなこと思ってないって意味じゃないよ)

 

実際いつもコンサートが終わる時

「明日からまた日常に戻ってしんどいこととか腹立つことがあるかもしれない。でも僕たちも皆にまた会えるように頑張るから。しんどくなったらまた遊びに来て。それでまたがんばろう」って言ってくれる。

 

頑張って、じゃなくて、頑張ろう。

 

「頑張って」は私たちだけが頑張らないといけないけど「頑張ろう」は一緒に頑張るってこと。常にそうやってこっちに寄り添ってくれる。それが私の趣味の、好きなアイドルの、ジャニーズWESTの大好きなところだし離れられない理由。

 

私たちが、日常生活を頑張れるようにそっと背中を押してくれる。それが私の趣味の良いところです。

 

 

そんなジャニーズWESTが今日でデビュー5周年です。

いつも背中を押してくれた7人。ほんとにほんとにありがとう。

きっとこれからもずっと離れられないだろうと思うし離れるつもりもない。来年からは社会人になって今までより自由な時間は無くなるかもしれないけど、学生にはないカネを持つことになるので金に物言わせて飛行機遠征とかしちゃいたいと思います。

 

まだもう少し、しんどいこともあるけどそんなときはホメチギリストと間違っちゃいない交互に聞きながら踏ん張っていこうと思います。

私が彼らを応援してきたこと、間違ってない。

今まで選んだ道は正しいかはわからないけど、間違いにしないための努力はしてきた。

 

 

とにかく

デビュー5周年おめでとう!

 

 

別の会社でストレス解消法聞かれたときに「好きなアイドルのトンチキソング聞きまくります」って言ったらめっちゃウケました。就活生の皆さん参考までにどうぞ。